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ヒルムA

ヒルムAとは

   地球温暖化の進行に伴い、深刻化しつつある都市部の温度上昇「ヒートアイランド現象」の抑制を目的とした、路面遮熱塗材です。
   二層の塗膜が、夏場の路面温度上昇を防ぐ効果があります。歩道や駐車場・ベランダなどの広範囲でお使いいただけます。

ヒルムの特徴

構造

一層目

   素地の下塗りとなる部分で、「反射機能の強化」あるいは「プライマー機能の追加」の2通りが選択できます。
   反射機能の強化では、反射性顔料を多く配合することで、二層目用の塗膜を透過した太陽光(赤外線)を更にブロック。
   プライマー機能の付与では、高浸透性樹脂の併用により、素材への付着性強化が期待できます。 また一層目と同様の中空顔料を配合する事で、二層目の熱伝導抑制効果を強化させることも可能です。

※金属素材の場合は、適切な防錆プライマーが必要です。

二層目

   太陽光(赤外線)に直接触れる表面を形成する塗膜です。遮熱性顔料と赤外線透過型顔料の配合バランスにより、遮熱性能を向上させることができます。
   また中空顔料を配合する事で、断熱性を付与させることができます。

路面温度

   アスファルト舗装の路面が60℃に達したとき、ヒルム塗装面は太陽光(可視光線・赤外線)を高反射し、10℃以上の温度上昇抑制効果があります。
   仮に、路面温度が60℃から50℃へと10℃低下すれば、動的安定性は約2倍程度向上するため、「わだち掘れ発生」を抑えます。結果、舗装面の耐久性向上、およびメンテナンス経費の削減効果が期待できます。
   また遊歩道など人が通る箇所では、子供やペットなど路面から近い対象であるほど、照り返し(輻射熱)の影響を強く受けます。ヒルムを塗装することで、輻射熱の影響を抑え、生活にやさしい環境づくりも可能となります。

排水・すべり抵抗性能

   ヒルム塗装面は、未塗装の排水性舗装面と遜色ない排水性を有し、すべり抵抗値は、ポータブル・スキッドレンジスタンステスタ実験によって、未塗装面と同様のすべり抵抗性(BPN:歩道40以上・車道60以上)であることが、実験結果で確認されました。ヒルムは、未塗装面と同様の性能を維持しつつ、遮熱等の機能を付与させることが可能な塗料といえます。

標準色

ヒルム グレー ベージュ ブラウン ブルー グリーン
標準色
※印刷で表現したものであるため、実際色とは多少異なります。※その他調色対応いたします。

実績

   ヒルムは、2004年の発売以来、公的機関やレジャーランドなど、多岐にわたる施設・設備でご利用いただいています。
   多彩な色合いと、ヒートアイランド抑制効果や経費削減が可能な、路面用遮熱・断熱塗材「ヒルム」。ぜひお問い合わせ下さい。

仕様

   ヒルムは、標準色のグレーに加え、様々な色合いが可能です。お客様のご要望により特注色もご用意できます。別途ご相談下さい。

ヒルムA標準仕様

■アスファルト仕様
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工 程
品 名 塗布量
(kg/m2/2回)
塗装間隔 塗装方法 塗装回数
下地調整 路面のひ弱な部分や砂埃等は、エアブローで清掃し、十分乾燥させる。
経年劣化したアスファルト・コンクリート面には、プライマーを必要とする場合があります。
ヒルム 一層目 0.6~0.9 3h以上 ローラー
エアレス・刷毛
又は
リシンガン
1
二層目 0.4~0.6 24h以上 1
ISO 9001 審査登録
JCQA-1222
【登録範囲】
合成樹脂エマルションパテ
および
水性上塗塗料
        中央ペイント株式会社
        〒532-0036
        大阪府大阪市淀川区
                三津屋中2-1-25
        TEL.06-6309-4151
        FAX.06-6309-4857
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